こんにちは。モバイルサービス事業部の青柳です。
先日 Gotanda.unity #3 in MobileFactory を弊社にて開催しました。
Gotanda.unity は五反田周辺のUnityユーザのコミュニティで、現在は隔月毎で勉強会を開催しています。
受付はこんな感じの雰囲気!
ニャッシュらしき怪しいキャラクターのことは見なかったことにします。。
今回はユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社さんのご支援もあり、Unityエヴァンジェリストの山村 達彦さん (Unityを触っている人であれば1度はお世話になる テラシュールブログ の椿さん!! ) にお越しいただき、「Unity、機械学習はじめたってよ」というテーマでトークしていただきました!
Unityの機械学習といえば、9月にUnityのブログにて発表されたコチラ の記事が話題になりました。
ブログ内の動画を見ると、状況/動作/報酬を指定し、繰り返し挙動を実行させ学習させることで、より意図した挙動に近づいていくということが分かると思います。
下記のGitHubからライブラリを落としてくることで、Unityの機械学習が現在誰でも試すことが出来ます。
今回はこちらのプロジェクトの概要と使用方法についてお話いただきました。
– https://github.com/Unity-Technologies/ml-agents
– https://github.com/Unity-Technologies/ml-agents/tree/master/docs
敵のギミックやチュートリアルに利用したり、デバッグ/テストに利用したりとUnityでゲームを作る上での様々なシチュエーションで適応することができそうで、とても機械学習を触ってみたくなるようなトークでした。
さて、Gotanda.unityでは本編のトークの他に、LT(ライトニングトーク/5-10分程度のショートトーク)の発表者を募っており、Unityを個人/企業としてどのように使用しているかをシェアする機会も設けています。
今回も5名の発表者 (内2名はモバイルファクトリーの社員) にLTをしてもらいました。
@adarapataさんの「Github for Unity使ってみた」
資料: https://speakerdeck.com/adarapata/github-for-unitywosawaru
Github for Unityは今年6月に公開されたプロジェクトで、UnityEditor上でバージョン管理操作ができ、更にサイズの大きいバイナリファイルを扱える「Git LFS」もサポートしています。
こちらを試しに触ってみたというトークでした。
@YutaDevelopさんの「複雑な制御が必要なAnimatorの作り方」
Animatorはシンプルな動作に関しては可視化しやすいですが、複雑になっていくとTransionが混線して把握ができなくなりがち…
という問題に対してStateMachineBehaviourを用いて解消するというトークでした。
@monryさんの「知育アプリを iPhone X 対応して得られた知見」
資料: https://speakerdeck.com/monry/zhi-yu-apuriwo-iphone-x-dui-ying-sitede-tazhi-jian
iPhoneXでUI(およびゲーム画面)を組む時に幾つかハマりどころがありますが、それを回避するためにした工夫についてのトークでした。
@tsukumaruさんの「私と駅奪取マンとシェーダーと」
駅奪取マン(!?)というキャラクターに対してDissolveシェーダーを適応し、溶けるような演出を適応したというトークでした。
@mattakさんの「Unityでの消費電力」
資料: https://speakerdeck.com/mattak/unity-energy-usage
iPhoneX実機における電力消費をXcode上で確認し、ボトルネックを調査したというトークでした。計測大事。
LTを終え、その後はそのまま懇親会へ。
ピザを食べながら、互いに自己紹介をしたり、成果物を見せ合ったり。
それから、ジャンケン大会も行い、勝者にはUnityグッズのプレゼントも!
まだ3回目の勉強会ではありますが、参加者の皆さんのおかげで継続できています。
Gotanda.unityの勉強会は隔月で実施予定で、次回は1月の実施を予定しています。
また、もくもく会やゲームジャム等の企画も実施できたらいいなと思っておりますので、興味を持たれた方がいましたら是非、connpassのグループにご参加いただけたらと思います! (イベント開催時に通知が送られます)
今後ともよろしくお願いしますー!