モバファクは2021年10月1日に創業から20周年を迎えました。
20周年という節目の年、ということで10月開催の全社会議「STEP」で、2001年からのモバファクの歩みを時代と共に振り返る企画を実施。
時代やサービスを紹介しながら、その頃から在籍しているメンバーに当時のエピソードや裏話を聞いてみました。
本日のブログではモバファクの20年の歴史と社長からのメッセージを簡単にご紹介します。
創業、好調な着メロ・メディア事業
モバファクは2001年に創業。当時のオフィスは、荒川区が運営する廃校になった中学校を貸しオフィスにした「西日暮里スタートアップオフィス」という10坪ほどのオフィスでした。
着メロ・デコメの事業からスタートし、2期目には黒字化。
2005年頃からはメディア事業を始めます。
当時は、広告の営業職のメンバーが多く、会社の雰囲気もかなり違ったようです。
二度の上場失敗
そして、順調に売り上げも伸びていたため、モバファクは上場準備に入ります。
ですが、ライブドアショックの影響により上場を断念。
ただ業績も順調だったため、二度目の上場準備へ。
しかし、リーマンショックにより再度上場を諦めることになりました。
二度の上場失敗と業績の悪化、役員の一斉退職など、どん底の時期でした。
ソーシャルアプリ事業へのチャレンジ
二度目の上場を諦めた2009年頃、モバファクはソーシャルアプリ事業に参入します。
数十にもわたる様々なソーシャルアプリを数年の期間でリリース。成功と失敗を繰り返し、そして現在の事業の基盤となる位置ゲームが誕生しました。
2011年に位置ゲーム「駅奪取シリーズ」をリリース、そして、2014年には「ステーションメモリーズ!(略称:駅メモ!)」が誕生します。
好調な位置ゲームと念願の上場
位置ゲームはライフログ要素などから、ユーザーの継続率も高いこともあり、順調に売上を伸ばしていきました。
そして創業時から利益を出し続け会社を支えた着メロ(コンテンツ)事業とともに、順調に成長し、2015年念願のマザーズ上場、2017年に東証一部への市場変更を果たします。
2015年 上場セレモニーにて
ブロックチェーン事業への参入
2018年、モバファクはより多くの世界の人が利用するサービスを作るために、新たにブロックチェーン事業へ参入。
【参考記事】ネット業界で黒字を続けて18年。モバイルファクトリー代表が語る、成長を続けるための鉄則
いくつかのアプリケーションをリリースした後、2020年に「駅メモ! Our Rails(略称:アワメモ!)」、2021年NFTマーケットプレイス「ユニマ」をリリース。
2021年 「ユニマ」リリース発表にて
今後もモバファクは「私たちが創造するモノを通じて世界の人々をハッピーにする」というミッションを達成するため、チャレンジを続けていきます。
代表取締役の宮嶌から社員へのメッセージ
イベントの最後に宮嶌から社員へ、メッセージが伝えられました。
一部抜粋しご紹介します。
モバファクは運よく東証一部まで上場することができました。コロナ禍でダメージは受けましたが会社は存続できています。
20年の経験を経て皆さんに伝えたいこと。それは「適応」です。20年を振り返り、ソーシャルゲームだけでも、20タイトル以上はやってきました。
試行錯誤の連続でした。20年経営をしている中で、3年に一度くらい中くらいの変化があり、5〜10年で大きな変化がありました。
これに「適応」してきたからこそ、今のモバファクがあると思っています。リーマンショックの影響を受け、広告主が見つからず広告事業で商売ができなくなったこともありました。
現在は広告事業は1つも残っていません。世の中は変化するから、同じことをやり続けるのは難しいなと経営をしていて感じます。
そしてこれからも何が起こるかわからない、何がマッチするかわからないからたくさん試しています。20年の経験を経てみんなに伝えたいこと、それは『世の中は変化する。それに「適応」することが非常に重要』ということ。
これからも変化がくる。同様に変化を受け入れていくことが重要です。最後に、改めて総括すると「感謝」という一言に尽きます。
みんなが働いてくれて感謝しています。
これからもみんなが働き続けるために、みんなに成長機会を提供し、働きやすい良い環境にしていきたいと思います。
最後に
20年は通過点に過ぎません。今後も少しでも長くユーザーに楽しんでもらえるサービスを提供し続けるために、20年、30年・・・とチャレンジをしていきます。
これからのモバファクもどうぞよろしくお願いします。
モバファクではミッション達成のために一緒にチャレンジしてくれるメンバーを募集しています。
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