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若手マネージャーの キャリアストーリー【vol.1】入社4年目のマネージャー。全国約9,000以上ある駅を対象とした位置ゲーム「駅奪取」のより良いユーザー体験を作る。


 

こんにちは!モバファク採用担当です。

今回より連載でモバファク社員のキャリア変遷を紹介します。第一弾となる今回は、2021年にエンジニアとして新卒入社し、現在は2024年12月で13周年を迎えた位置ゲーム「駅奪取シリーズ」(以下、「駅奪取」)のマネージャーを務めている社員へのインタビューです。

新卒入社から4年目でマネージャーに抜擢された彼のこれまでのキャリアの変遷について、詳しくお話をお聞きしました。

入社年目

「駅奪取」チーム エンジニア

「駅奪取」の周年イベントの開発へフルスタックに携わる

モバファクが掲げる、「わたしたちが創造するものを通じて世界の人々をハッピーにすること」というミッションへの共感と、裁量を持って成長できる環境に魅力を感じて入社しました。

キャリアのスタートは、全国約9,000以上ある駅を対象とした位置ゲーム「駅奪取」のエンジニアです。

「駅奪取」のエンジニアは、フロントエンドからサーバーサイドまでフルスタックに開発しながら、ユーザーにより良い体験を提供するためのアップデート方針を検討するため、幅広い知識が求められます。ただ、入社直後に1ヵ月ほど技術スタックの研修があったおかげで、1年目からフルスタックな業務でもキャッチアップできました。

特に業務領域の幅広さを感じたのは、入社1年目から「駅奪取」の目玉である周年イベントの開発を任せてもらった時です。先輩エンジニアやプランナーと密にコミュニケーションをとりながらイベントに間に合うように開発を進めました。様々な事情が重なり、担当デザイナーがチームを抜けるという状況もありましたが、周りに助けてもらいつつ、自身がデザイナーの役割を補いながらリリースに間に合わせた経験は今の自分にも繋がっています。

周年イベントのリリース後は、自身が携わったキャラクターがゲームに反映され、多くのユーザーに遊んでいただくことに大きなやりがいを感じました。

また、このプロジェクトを通して、チームでの開発に必要な社内コミュニケーションや、ユーザー体験を重視した開発の重要性を学びました。

 

入社年目

「駅奪取」チーム エンジニア

ユーザーの声を聞いて、応える開発にチャレンジする

入社2年目は、サービスの課題解決やより良いユーザー体験に向き合う場面が多かったです。

具体的には、「最近ゲームが重い気がする」というユーザーの声がお問い合わせやSNS上で見られ、実際に調査してみると、「駅奪取」の基盤移行を行った際の負荷から遊びづらい状態になっていました。これは最優先で対処する必要があると判断し、チーム内のエンジニアだけでなく、ほかのチームのエンジニアの手も借りながら迅速に対応することに。

この頃から、0→1での企画や実装だけでなく、より良いユーザー体験についても考えフルスタックに応える経験をしたことで、インフラ、サーバー周りの知見がとくに深まりました。

また、事象に対しての現状把握や調査の重要さ、解決方法の一連の流れについても把握でき、入社以降、大変な経験でしたが自身のスキルが向上するいい機会だったと感じています。

 

入社年目

「駅奪取」チーム 開発リーダー

チームの再編成に伴い3年目で開発リーダーへ

3年目になると先輩エンジニアの異動に伴い、開発リーダーとしてプロジェクトに携わるようになりました。リーダーの役割は未経験でしたが、今までの先輩がやってきたことから学んだり、ほかのチームのベテランメンバーからサポートしてもらいながら、開発リーダーとしての役割を理解してチャレンジしていきました。

意識や行動の部分で変化したことは、個人というよりもチームで成果を出すことに重点を置けるようになったことです。

「駅奪取」チームの中では、さまざまなプロジェクトが並行して走っているので、遅れているプロジェクトがあれば積極的にミーティングに参加してフォローするなど、より広い視野を持って仕事を進めることができるようになっていきました。イベントのリリースから逆算して、ヘルプ要員について調整したり、間に合わないなら期日を調整するなど、役割に縛られず、その時々でやるべき役割をこなした経験を経てリーダーとしての力がついたと感じています。

 

入社年目

「駅奪取」チーム マネージャー

開発リーダーを経て、チームのマネージャーとして「駅奪取」の未来を創る

4年目も引き続き開発リーダーを担当していたのですが、「駅奪取」チームのマネージャーに自身が新しく任命されました。これまでは開発側のリーダーだったので、エンジニアのフォローが中心でしたが、プランナーの進捗管理やフォローも自分の役割になり、新たな挑戦が始まりました。

自身の大きな変化としては、二つあります。

一つ目は、チーム目標そのものを、責任を持って追いかけるようになったことです。これまでユーザーの楽しさや便利を追求する開発が主だったのですが、サービスの中長期的な提供のため、売り上げの観点からも開発に取り組むようになりました。

二つ目は、チームメンバーとの接し方です。1on1では以前にはなかった、アドバイスをする局面が増えてきました。チームメンバーから、技術周りの質問対応のみならず、今後のキャリアについての相談も受けるようになり、「駅奪取」をより魅力的なサービスにするだけでなく、メンバーがより活躍できるチーム作りにも力をいれていきたいと考えるようになりました。

 

キャリアの転機

開発リーダーの転機になったのは社会人3年目です。入社してからは、次のグレード(※)の目標も見据えながら常にチャレンジを続けたり、どんな小さなタスクでも改善提案し続けることを意識してきました。そのような努力が実り、3年目からリーダーに任せてもらえたのだと思っています。

以前は自身のタスクをこなすことで精一杯だったのですが、チーム全体を把握するようになったのが大きな変化で、仕事への向き合い方が変わったターニングポイントとなりました。

※モバファクでは人材バリューに基づき、8段階の行動レベル(グレード)を定義しています。グレード1を学習とし、その後、貢献→中核→指導→統率→革新→参謀→経営と行動レベルを進化させていくことを期待しています。

 

今後の展望

マネージャーになったばかりなので、前のマネージャーからうまく引き継ぎつつ、これからもたくさんのユーザーの期待に応えられるようにしたいです。

また、エンジニアとして開発に取り組みつつ、チームメンバーにも向き合いたいです。

引き続きユーザーが「駅奪取」を楽しんでいただけるような開発を実践すること、会社の将来を見据えて「駅奪取」の売上を落とさないこと、チームメンバーが働きやすい仕組み作りに取り組むこと、これがマネージャーとしての目標です。