採用チームの関岡です。
モバファクには「私の経歴書」というキャリア支援を目的としたカルチャーがあります。
端的に言うと中途入社の方やベテランモバファク社員が、全社員の前で自分の経歴を発表するという会なのですが、具体的にどんな想いで実施をしているのか?、何を話しているのか?、実際にどのような効果があるのか?
今回はモバファクを代表するカルチャー「私の経歴書」について、細かく紹介していきたいと思います。
私の経歴書の目的とは?
「私の経歴書」の実施の目的としては、以下の二つを掲げています。
1. 中途入社社員を全社に知ってもらう
新卒であれば新卒同期といった関係がありますが、中途社員の場合は社員同士で関係を作る機会が手薄になりがち。
中途入社の方が入社後すぐに、自分のキャリアについて話をする機会を設けることで、全社員に簡単なプロフィールだけではなく、バックグラウンドまで知ってもらうことができ、話のきっかけが生まれ、モバファクに中途入社の方が馴染みやすくなります。
2. 自分のキャリアを考えるきっかけの提供
新卒で入社した社員は、特にですが「隣の芝生は青く」見えがちです。
「私の経歴書」を実施することによって、社員は、第三者視点でモバファクの強みや弱みを知ることができます。
他社の経験や、モバファクの苦しかった時期の話を聞くことで、冷静に自社のこと、キャリアのことを考えることができます。
具体的に何を話しているのか?
「私の経歴書」で、発表者は「どんな人生を歩んできたのか?」について30分~60分で話します。
具体的には、「前職ではどんな仕事をしていたのか?」「なぜモバイルファクトリーに入社したのか?」「今後は何をしていきたいのか?」「どんな夢を持っているのか?」などなど。
また、モバファク社員に自社のことを客観的に考えてもらえるように、「モバファクの良さ」や「モバファクに足らないもの」なんてことも、正直に話すようにしてもらっています。
ベテランモバファク社員の登壇時には、「苦しかった時はいつか?」「難題をどう乗り越えてきたか?」「なぜモバファクに残り続けているのか?」についてを語ってもらい、キャリアを見つめ直すきっかけづくりをしています。
どのような効果があるのか?
中途入社者のオンボーディングへの効果が実際にありました。
共通の趣味やバックグラウンドを持っていた人がSlack上でコミュニケーションをとったり、発表後に、別チームの人がランチや飲み会に誘っていたりします。
また、社員が自社のことキャリアのことを客観的に考える機会にもなっており、実際に先日行われた「私の経歴書」(ベテランモバファク社員が発表)では以下のような声をもらうことができました。
私の経歴書がためになった。今のMFとは全く違う環境の中で主体的に動いていたからこそ、今のキャリアがあるんだなと思わされた。
「とりあえずやる」という精神を自分も大事にしていきたい。
主体性を持って取り込むことの意義や、MFにおいての様々な軌跡を聞けてとても参考になりました。
自分に置き換えて考えたときにも、参考にしたいと感じる部分があって非常に良かったです!
社員が自らキャリアを考え、主体的に働いていくことが、会社のミッション・ビジョンの実現の好循環を生み出すと考えています。
社員一人一人が主体的に動いていくためにも、モバファクではキャリアを考える場として、「私の経歴書」を筆頭に様々なキャリア支援を行なっていきます。