モバイルファクトリーの日常をお届けします

「話が上手」=「採用」としないための面談を!【学生だった私が知らなかったコト】


こんにちは!採用担当の金岡です。
今年の4月に入社したばかりの私が「モバファクにはどんな社員がいて、どんなお仕事があるのか」を知っていくインタビュー連載『学生だった私が知らなかったコト』を今回から数回にわたりお届けします。

記念すべき連載第1回目は、モバファクの採用の中核を担う中さん。
活躍してくれる人材を集めるために、どんな想いで、どんな取り組みをしているのか?
話を聞いていきます!

中倫子さん / ヒューマンリレーションズ部
大学卒業後、WEB広告会社に入社。人事として、新卒/中途採用および研修/育成を担当。その後医療系ITベンチャーの人事担当を経て、2016年モバファクに入社。現在は、モバファクの全て採用と人材開発を担当。趣味はプロレス観戦でモバファクプロレス研究部の部長を務める。名探偵コナンの熱狂的なファンでもあり、コナン検定二級を持つ。

採用のお仕事とは、具体的にはどんなものがありますか?

「人」という観点で会社を成長させるために必要なことなら、何でもやります。
一般的なイメージでいくと、面接や就活イベントなど学生と直接話す仕事だと思われることが多いです。確かに、そういう面もあるのですが、採用の仕事はそれだけではありません。例えば、面接官へ候補者の状況などの情報共有、採用チャネルの中でどのチャネルが一番効果的かの調査、人材会社との採用要件すり合わせ、求人票の修正や募集文言の調整、契約書のチェックなど。華やかなイメージがあると思いますが、泥臭い仕事も実は多いです。

(左:金岡、右:中)

採用において中さんが意識しているポイントはありますか?

大きく2つあります。
1つ目は、「その人の本質を知ることができているのか」を考えること。
2つ目は、「候補者も会社も幸せになる採用なのか」を考えることです。

順に聞かせてください。1つ目について、「その人の本質を知ることができているか」と考えるのはなぜですか?

人の本質を理解するには、時間がかかります。短い時間の面談では、その人の得意な所や苦手な所を細かく知ることは難しいと思っています。アピールが上手な人であっても、短い時間で自分の良さや価値観を全て伝えきるのは至難の業です。アピールすべきことを伝えきれず、ミスマッチが起こるなんてこともあるでしょう。なので、モバファクの面談ではできる限り話を深く聞くようにしています。
30分から1時間で幼少期のことから、今現在のことまで。一度で足りない時は、2~3回会うことも。

コミュニケーションスキルはわかりやすい評価材料ではありますが、後天的なスキルとも言われているので、このスキルだけで全てを判断するのは本質的ではありません。
「話が上手」=「採用」と短絡的に評価しないためにも、面談には時間をかけることが必要です。話を聞いていく事で、本人が自覚してない長所が発覚することもあります。

実際に話を聞くことで魅力に気づいたことはありますか?

具体的な例でいうと、面談を数回行う中でさらなる魅力に気付かされたケースがあります。
最初の面談ではそこまで感じていなかったんですが、話を聞くうちに勉強熱心で向上心が高いことがわかっていきました。特に印象的だったのは、3度目の面談での出来事。候補者の方から「最近、英語だけではなく第二外国語を学び始めた」という話が出たんです。理由を聞くと「多角的に物事を捉えていきたいと思っていて、英語の学習だけではなく、別の国の言葉を学んで、その国の書物を読もうと思った」と。なぜここまで気づかなかったんだろうと思うくらい、学習意欲が高くて驚いたことを覚えています。

このように、一般的にはすごいと思われることをしているのに、本人がまったく自覚しておらずアピールしていない、なんてことも多いんですよね。だからこそ話を様々な角度から聞いていかないといけないと思っています。

面談ではどんな質問をしていますか?

面談では、自己PRや志望動機は一切聞かず、過去の「行動理由」を聞いています。
どんな考え方で問題とどう向き合っていたか、などですね。「なぜ行動理由が大事なの?」とよく聞かれますが、その答えは「再現性」を見ているからです。成果だけだと、外部要因が大きく影響している場合があり、本当にその人自身の力かどうかを見極めることが難しいです。実際に、周りの人や時流のおかげでたまたま成果が出る場合もあります。
一方で、考えられたプロセスで行動してきた人は、状況が変わっても安定的に結果を出すための行動ができると思うんです。そんな人を採用するために、成果以上に「行動理由」を聞くようにしています。

「候補者も会社も幸せになる採用なのか」と考えるのはなぜですか?

ミスマッチを起こすことが、学生としても会社としても最も不幸なことだと思うからです。
候補者にとってプラスの部分ばかりアピールして入社してもらうことができたとしても、それは短期的な成果にしか過ぎません。候補者の方がカルチャーに合わず、すぐに辞めてしまったら、会社としても不幸ですし、候補者の方としても就職にかけてきた時間が無駄になってしまう。
私たちの仕事は「採用」ですが、モバファクに興味を持ってくれた候補者の方が「幸せになれるのか?」が一番大切です。だから、「自分にはモバファクのカルチャーは合わないな」と会社説明で思ってもらえるのも正解だと思っています。面談でもプラスの部分も説明はしますが、合わせて候補者の方にとってマイナスと感じる部分も丁寧に説明しています。

ミスマッチの話が出ましたが、弊社にマッチしている方に共通点はありますか?

大きく2つあると思います。1つは「主体性がある」ということです。
モバファクは年齢関係なくチャンスがある一方で、与えられたことをやっていればいいという環境ではないので、自分で考えて動ける人が活躍しています。学生時代も、教授や先輩の言ったことをそのまま聞くのではなく、なぜ必要か?を考えて行動できていた人が多いと思います。

2つ目は「1つのことにのめり込む力がある」ということです。オタク気質というか、1つのことを極めている印象があります。過去採用した人でいうと…
競技プログラミングのコンテストで何回も本戦出場の経験がある人や、自宅の家電製品など全ての操作をVR上で完結できるように開発した人。ポケモンが大好きで、分析アプリを自分で作った人や、マイケルジャクソンに憧れてダンスを練習してムーンウォーク世界大会で準優勝したなんて人。とにかく1つの事にのめり込んで、やり抜くことができる。それってすごく大事なことだと思うんです。

また、「1つのことにのめり込む力がある」人は反面、こだわりも強く頑固だと思われがちですが、弊社の社員や内定者を見ていると、周囲の意見や提案などに対して寛容です。とりあえず勧められたらやってみるなど、柔軟さや相手への敬意の気持ちが強いです。知的探究心が高い人が多いんだと思います。

中さんが感じるやりがいは何ですか?

入社した人がいきいきと働いていて、活躍してくれることが一番です。
ただ、入社が決まってから活躍までは新卒だと数年単位になることもあるので、短期的にみると、入社を決めてくれることもとても嬉しく感じますね。入社が決まった時は、チームのみんなや採用に携わった役員や社員、さらにはエージェントさんなども同じように喜んでくれるので、ちょっとしたお祭り感があります(笑)みんなでやり遂げたというような雰囲気がすごく好きで、もっと頑張ろうと思える瞬間です。

今後の抱負を教えて下さい

採用はもちろん、環境づくりにも力を入れていきたいです。
採用担当の仕事は、採用して終わりではありません。入社までのサポート、入社後のオンボーディングも採用担当の重要な仕事です。モバファクに入社してくれた人が「モバファクを選んでよかった!」と思ってくれるように活躍しやすい環境づくりをしていきたいと思います。
あとは、プロレス研究部の部員を増やしたいですね(笑)

貴重なお話ありがとうございました!
特に、「話が上手」=「採用」にしないために、時間をかけて価値観を知りたいというお話が印象的でした。学生の頃、ここまで細かく採用担当の方が考えているなんて想像できていなかったので、驚きばかりでした。昨年、自分が「どんな観点で面接されていたのか?」の答え合わせにもなった気がします(笑)

今後もインタビュー連載『学生だった私が知らなかったコト』は続いていきます。
次回もモバファクのお仕事を知るべく、社員にインタビューしていきます!お楽しみに!