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ブロックチェーン事業の仕事を聞いてみた!


こんにちは。モバファク採用担当です!
前回のブログ「モバファクのブロックチェーン事業を紹介します!」では、モバファクが行うブロックチェーン事業について具体的に紹介しました。

今回は、モバファクのブロックチェーンチームの具体的な仕事をご紹介!
もし、モバファクでブロックチェーン事業を担当することになった場合、どんな仕事を行うことになるのか、ブロックチェーンチームのディレクター横山さんと、エンジニアのN.Yさんに話を聞いてみました。

モバファクのブロックチェーン事業とは?

まずはモバファクのブロックチェーン事業を簡単に説明します。
モバファクでは「誰にでも扱えるブロックチェーンサービスを通じて、新しいデジタルカルチャーを創出する」ことを目指し、2018年よりブロックチェーン事業をスタートしました。
現在は、代替不可能で唯一無二の価値を持つデジタルデータ(NFT)を生成・販売するマーケットNFTマーケットプレイス「ユニマ」(以下「ユニマ」)や、ゲームとブロックチェーンを組みあわせた位置ゲーム「駅メモ! Our Rails(以下:「アワメモ!」)中心にサービスを展開中。「ユニマ」では、「駅メモ! Our Rails」内の駅(ステーションNFT)をはじめ、アート、イラストなど、様々なNFTを販売しています。

横山 美穂/モバイルサービス事業部(2016年入社/マネージャー)

2016年にモバファクに中途入社。
「ステーションメモリーズ!」(略称:「駅メモ!」)のディレクターとして、プロモーションを担当し、新規ユーザー獲得に貢献。音楽やスタンプ等を扱うコンテンツ事業でも、プロモーションを任され、ユーザーの継続率増加施策を行う。
現在は、ブロックチェーン事業のマネージャーとして、チームマネジメント、戦略策定を行い、ディレクターとして、サービスのプロモーション及び、営業活動も行う。

N.Y/モバイルサービス事業部(2019年入社/エンジニア)

2019年にモバファクに新卒入社。
ブロックチェーン事業に配属され、1年目から新規事業の開発に携わる。ブロックチェーンの要素を加えた位置ゲーム「アワメモ!」にも立ち上げ時から関わり、フルスタックにゲームの開発を行う。
現在は、ブロックチェーン事業のプロダクトマネージャーとして、どんな機能を実装するかの決定やスケジュール作成を行う。

ブロックチェーン事業を担当されてから、どのような業務を行っていますか?

横山
私の場合は、モバファクのブロックチェーン事業の認知度を上げるための方針決定と、スケジュール作成メインに行っています。
認知度を上げるための具体的な取り組みとして、ブロックチェーン事業の柱となる「ユニマ」のリリースの際に、「ユニマ」をどのようなタイミングで、どのように発信していくか、PR会社さんと念入りに打ち合わせを行い、「ユニマ」のスペシャルイベントを実現させました。

また、最近では営業も担当し、「ユニマ」やNFT構築支援プラットフォーム「ユニマ」SaaSを利用してくれそうな企業をリストアップし、メールや電話で営業活動を行っています。営業で得た「ユニマ」および「ユニマ」SaaSへのニーズや情報は、開発メンバーに伝えるなどして、サービスをよりよくするためにチーム内への働きかけも積極的に行います。
※スペシャルイベントの様子は以下よりご覧ください。

N.Y
配属されてすぐは、当時モバファクが開発を進めていたブロックチェーンを利用した新サービスに携わりました。
その後、「アワメモ!」の立ち上げに関わることになり、ユーザーが触れるゲーム画面から裏で動いている機能まで、フロントエンドやバックエンドに関わらずフルスタックに開発を行いました。特に注力したのは、インフラ周りの対応で、多くのユーザーが同時刻にアクセスした際に、負荷に耐えきれるかという検証を行ったことです。

最近では、プロダクトマネージャーを任せていただき、「ユニマ」の開発ロードマップの作成や仕様作成を行っています。具体的には、実装したい新機能や改善したいUIなどをピックアップし、優先順位やスケジュールを決めて、開発を進めています。「どんな機能を実装するのか」や「なぜその機能を実装するのか」を細かく決めていくことがメインの役割になったので、最近はコードを書くことよりも、考えることの方が多くなりました。

ブロックチェーン事業において、ディレクターが果たす役割は何だと思いますか?

横山
ディレクターは、究極の調整係だと思っています。
たくさんのニーズがある中で優先順位を決めて、目指すべきゴールを選定し、スケジュールを立てて、各所に指示を出す。これがディレクターのメイン業務です。
ゴールに向けてプロダクトを開発したり、認知を獲得していくためには細やかな調整が不可欠です。クライアントがいるのであればなおさら。他社の要望も汲み取った上で、全員の希望を満たすゴールやスケジュールを示す必要があります。

他にも、ディレクターが担う業務でいうとかなり幅広く、企画提案や販売手法の設計、プロモーション方法の選定、顧客対応や請求書などの書類発行も対応します。
ブロックチェーン事業でいうと、新規ユーザー獲得のための営業を担当することも。ゴールや目標に向けて、必要なことは随時変化していくので、状況や課題にあわせて業務内容も変わっていきます。想像以上に新規事業に関わる業務は泥臭く、ゴールに向けて出てきた課題を1つずつ解決していくことが重要です。

N.Yさんは、エンジニアですが、学生時代からブロックチェーンについて知識はありましたか?

N.Y
大学時代は、正直ブロックチェーンのことをほとんど知りませんでした。
内定者時代にもらったブロックチェーンに関する本を読んだ程度です。しっかりと興味を持ったのは、入社の少し前あたりから入社後にかけてで、本や研修の中でブロックチェーンの特性に可能性を感じはじめました。

特に印象的だったのは、サービスの運営側がデータを管理するのではなく、みんなでデータを共有しあいながら管理するというブロックチェーンの考え方です。どんなに人気のあるサービスでも、永遠にサービスを存続させることは基本的にはできません。ただ、ブロックチェーンを使えば、例えサービスがなくなろうとも、運営と関係なく、サービス上のデータを半永久的に残せる可能性があります。ユーザーの思い出をもっと息の長いものにできるんじゃないかと、ビビッときたことを今でも覚えています。

ブロックチェーン事業において、働くモチベーションになっていることは何でしょうか?

横山
大きく2つあります!
1つは何と言っても、自分たちの手でイノベーションを起こせることですね。ブロックチェーン事業はまだまだ黎明期で、正解が明確にあるわけではないです。ゴールへのレールがない状態だからこそ、大変ではありますが、自分たちで道を切り開いていくことができます。

2つ目はエンジニアなどの開発メンバーの努力を価値に変えられるということ。
2018年からモバファクはブロックチェーン事業をスタートし、3年にもわたって開発を行っています。だからこそ、「サービスを多くの人に広めたい」「開発メンバーの頑張りを価値に変えたい」という想いがあり、この気持ちが営業のモチベーションに繋がっています。

N.Y
私は、新しいことに日々、触れられることが楽しいですね。
横山さんが言うように、まだ正解がある業界でもないので、新しい発見をしたり、新しいアイデアが生まれることが頻繁にあります。実際に商談をする中で、「NFTとこのサービスを掛け合わせたら面白くなりそうだ」とアイデアが生まれたこともありました。
もちろん、他の企業のプロジェクトを見て「その手があったか!」と驚いたり、悔しくなる時もありますが、発見が多いのは仕事をしていて楽しいですね。

新しくブロックチェーン事業を担当する方に、どのような役割を任せたいですか?

横山
私が所属するチームに配属された場合ですが、まずはモバファクのブロックチェーン事業の方向性はもちろん、NFT業界のことや法律の問題についてキャッチアップを行ってもらいます。
その後は、「ユニマ」および「ユニマ」SaaSのカスタマーサクセスを対応してもらいたいと思います。顧客に寄り添いながら、顧客がサービスに感じている疑問や、不満などの生の声を汲み取り、改善提案をしてもらいたいです。
将来的には、私と一緒に営業を担当してもらい、NFTを発行する企業を1つでも増やしていただきたいと思います。

N.Y
入社1年目の人には、臆せずに「これがやりたい!」と、積極的に意見を言ったり、手をあげていってもらいたいですね。
もちろん、お願いしたい業務はたくさんあるのですが、技術なり、ビジネスなりを突き詰めていってほしいです。好きだからこそ、突き詰めたからこそ、出てくるアイデアや気づきがあると思います。
みんなのやりたいことや意見を汲み取った上で、事業を回していくのも、私たちプロダクトマネージャーの仕事です。全ての希望を叶えられるわけではないですが、新メンバーには臆せずやりたいことをハッキリと言ってもらいたいと思います。

今後の目標について教えてください!

横山
ブロックチェーン事業としては、「ユニマ」と「ユニマ」SaaSをビジネスの柱と考えていいます。
まだまだ、ブロックチェーンやNFTは日本に普及していないですが、1日でも早くみんながNFTを手にして、楽しむ世界を作っていきたいと思います。

個人としては、営業力などのビジネススキルをさらに向上させていきたいです。
ブロックチェーン事業を担当する前は、人と話すことが正直得意じゃなかったんです。ただ、今は複数の商談を積んだことにより、人と話すことが得意になりました。経験を積むことで、伸ばせる能力があることを感じたので、引き続き新しい挑戦を行い、スキルアップしていきたいと思います。

N.Y
私も、1日でも早く「ユニマ」を成長させて、日本で1番有名なNFTマーケットにしていきたいと思います。
「ユニマ」があるから、「ユニマ」SaaSがあったからNFTがここまで流行ったよねって、世の中から言われるようになることが自分の夢です。サービスの成功で、時代に爪痕を残したいと思います。

個人としては、プロダクトマネージャーとして、早く一人前になることです。
まだ、プロダクトマネージャーになってから半年経っていないということもあり、先輩や上司にフォローしてもらいながら、業務を行っています。なので、少しでも早く独り立ちして、チームや事業の成長に貢献していきたいですね。

最後に

ブロックチェーン事業に携わる横山さんとN.Yさんにインタビューを行いました。
モバファクでブロックチェーン事業を担当しているメンバーが、どんな業務を行い、どんなやりがいを感じているのか、少しでも伝わっていれば嬉しいです!

今後もモバファクのサービスの新情報や働く人に関して、ブログでも紹介する予定です。
モバファクが行うブロックチェーン事業に関しては、公式noteでも随時発信しています。こちらもぜひご覧ください。