モバイルファクトリーの日常をお届けします

「Adjust Ignite Tokyo 2023」に子会社・Suishow株式会社代表の片岡が登壇しました


こんにちは。モバファク広報担当です。

2023年7月26日(水)に開催されたアプリマーケティングカンファレンス「Adjust Ignite Tokyo 2023」にモバファクの子会社であるSuishow株式会社 (※)の代表取締役の片岡が登壇しました。

※2023年6月12日に「NauNau」を運営するSuishow株式会社を完全子会社化しました。詳細はこちら

今回のブログでは、片岡が登壇したセッション「Z世代、アルファ世代を魅了する!新感覚マーケティング」にて、片岡が話した内容を抜粋してお伝えします。

自己紹介をお願いします

現在は大学4年生で、小学校から高校受験までの期間をインドのニューデリーで過ごしました。
大学に入りアプリを作りたいと思いプログラミングを始め、現在までに30アプリほどを作ってきました。
そして、2022年の夏頃に作った「NauNau」というアプリが現在450万ダウンロードを突破しています。
まだまだ未発達なアプリですが、これから改善していきたいと思っています。

「NauNau」を簡単に紹介すると、友達や家族の位置情報が常に見えるアプリです。
繋がることで現在の位置情報だけではなく、さまざまな情報をとってきています。カップルや家族で利用されていることが多いですが、過去の位置履歴の確認や、地震速報を相手に通知として送る、というような使い方も可能です。
今後、繋がっている相手が寝ているかどうかがわかるような機能も追加予定です。

重要と思われるユーザーの「体験」とは?

「NauNau」はリアルの友達が多いです。知らない人との位置情報の交換はあまり起こり得ない。
仲の良い人のみ、仕事仲間とも交換しない。そういうアプリです。

私自身、最初に使い始めたSNSがFacebookなんですよ。Facebookで投稿していたら、友達も増えどんどん投稿しづらくなりました。
最近のFacebookは投稿者が食べに行ったレストランのコース料理を全メニュー載せる、というようなことはしなくなって、転職しました!などのライフイベントを載せるようなSNSになってきている印象。
その後出てきたのがInstagram。最初は投稿しやすかったのですが、親世代が使い始めたり、フォロワーが増えてくるとこちらもだんだん投稿しづらくなってきました。
その次に出てきたのがInstagramのストーリーズ。24時間で消えるし、誰が見たかもわかるし、そんなに見られないので気軽に載せることができた。
現在は画像以外にも、Twitter(現:X)のようにストーリーズに文字を載せるような使い方をする人も増えてきていますが、それも投稿しづらくなってきたなと思っています。

それがどこに落ち着くかというと、行き着いたのが投稿しなくても発信できるSNS。それを「NauNau」はコンセプトにしています。
「NauNau」は投稿せず、移動するだけで発信できる。そういう繋がりを重要視したアプリです。
目指しているものとしては、何も投稿はしていないですが、自分が何をしているかが相手に見えるというような状況を目指しています。

投稿疲れをしている人やいろんな属性の人がいると思うが、実際に位置情報を共有する「NauNau」を使っているユーザーはどういう人が多いですか?

3タイプに分けられると思います。
1つ目は高校生〜大学生の社交的で、よく外出をしているような人たち。
2つ目はカップル。大学生以上〜社会人なりたてくらい。相手の今を見るというようなイメージです。
3つ目は子供を見守る。40〜50代の親が、中学生〜大学生の子供を見守る、という使い方をしています。

ユーザーの熱量や利用率を高めるには?

ツールとしてまずは利用するという話がありましたが、「NauNau」も同じで要するに相手の位置情報を知ることができれば良いだけ。LINEで位置情報を送る、というのを省略するアプリなんです。相手が簡単にどこにいるのかを見られるツールとしての使われ方が多いです。
そこからより熱量高く使ってくれるユーザーは、位置情報を聞いて知るだけではなく、近くにいる友達と一緒にどこかに行く、集まる、というように、交流や新しいユーザーと出会う、という使い方をしてくれている人もおり、実際はそこを目標としています。

Z世代へのSNSのマーケティングは、大学のサークルの新歓活動に似ていると思っています。
自分の大学はサークルが1,000個くらいあって、自分が所属していたプログラミングサークルに人を集める際に、技術力が高い人がいる、では集まらない。反対に技術力が高くなくても盛り上がっているサークルもあります。

アプリも同じで、Twitter(現:X)の代わりにThreadsが出てきたと思いますが、機能は同じ。どちらをみんなが使うかというと、最初にコアな熱量を持っている人がいるか、だけ。
サークルでいうと、サークル内で仲の良い友達ができると、そこからはでない。それと似ている。
「NauNau」でもその考えを入れようと思っていて、類似のアプリもある中で、このアプリの中でいかに仲良くなってもらうかを重視しています。

最後に

今「NauNau」というサービスを作っていて、相手が今何をしているかを完全にオープンにすることを目的としています。
自身が大学生というのもあり、できるだけ若い人に寄り添った考えを大事にしています。
Suishowでは現在採用活動にも注力しているので、ご興味ある人がいればお声がけください。


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今回のイベントを通じ、片岡の「NauNau」に対する想いをたくさんの方に伝えられたと思います。
Suishow株式会社では、現在一緒にアプリを開発していただくメンバーも募集していますので、ご興味がある方はぜひこちらをご覧ください。