モバイルファクトリーの日常をお届けします

NFT構築支援プラットフォーム 「ユニマ」SaaSの紹介を行いました!


こんにちは!
ブロックチェーンチームでインターンをしている鈴木です。

10月27日(水)~10月29日(金)に幕張メッセで開催された『第2回 ブロックチェーンEXPO【秋】』(以下、ブロックチェーンEXPO)にて、「NFTマーケットプレイス「ユニマ」SaaSで実現するオリジナルマーケットをテーマに取締役の深井が登壇しました。

今回の記事では、深井が話した内容を一部編集してお伝えします。

深井 未来生/モバイルファクトリー取締役
新卒でコンパックコンピュータ株式会社(現 日本ヒューレット・パッカード株式会社)に入社しチャネルセールスを担当。その後ジグノシステムジャパン株式会社で海外営業、経営管理部門、子会社役員に。2008年にモバファクへ入社し、経営企画室長、人事総務部長を経て、取締役CFOに就任。2019年からは取締役COO兼子会社のビットファクトリーの代表に就任。

『ブロックチェーンEXPO』について

『ブロックチェーンEXPO』とは、NFTに関するサービスはもちろん、製造業・金融・エネルギー・医療など、ブロックチェーンに関する様々な分野の展示が行われるイベントです。今回、モバファクはNFT構築支援プラットフォーム「ユニマ」SaaS(以下、「ユニマ」SaaS)の広報を目的に参加。
イベント初日には、深井が無料公開セミナーにて、「ユニマ」SaaSの紹介を行いました。

※NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、固有性を特徴としたブロックチェーントークンです。
※SaaS(Software as a Service)とは、これまでパッケージ製品として提供されていたソフトウェアを、インターネット経由でサービスとして提供するソフトウェアもしくはその提供形態のことです。

NFTと「ユニマ」SaaSの今後の展望

ここからは、深井の登壇内容を一部編集して紹介します。

NFTはデジタルコンテンツの革命!

NFTは、近年アメリカを中心に世界で盛り上がりを見せており、今年の夏頃からは日本でもNFTへの注目が集まってきています。それに伴いさまざまななNFTの活用事例が出てきています。

例えば、アートへの活用です。
アート作品をNFTにすることで、デジタル上の作品でも、本物がどのデータで、本物を保有している人が誰なのか、簡単に証明することできます。それによって、今まで物理的な世界でしかできかった「希少性」の証明が、デジタルの世界でもできるようになり、世界に1つしかないデジタルアートを作ることができます。
また、NFTを利用することで、アート作品の制作プロセス自体にも価値を生み出すことが可能です
例えば、デジタルアートの「下書き」「ペン入れ」「彩色」「完成」のプロセスそれぞれを作品としたり、完成までのプロセスを1つの作品群として表現することができます

また、NFTはゲームへ活用することも可能です。
ゲーム内アイテムの一部をNFT化することで、ゲームに新たな価値を加えることができます。
例えば、モバファクが運営する
「駅メモ! Our Rails(略称:アワメモ!)「アワメモ!」ではNFT化されたゲーム内の駅を購入し運用することで、他のユーザーから駅の利用料として収入を得る事ができます。
これらはNFTの複製不可、改ざん不可という特性に由来するものであり、デジタルコンテンツの革命です。

私たちはNFTを利用し、新体験をクリエイターとユーザーに届けることを目指して事業に取り組んでいます。

NFTマーケットプレイス「ユニマ」の特徴

モバファクは、NFTマーケットプレイス「ユニマ」(以下、「ユニマ」)を2021年夏にリリースしました。クリエイターや企業は「ユニマ」を利用することで、自身が持つコンテンツをNFT化し、販売することが可能となりました。
「ユニマ」の特徴としては、ブロックチェーンを意識させないわかりやすさにあります。多くの国内NFTマーケットにおいては、NFTへの知識と暗号資産の準備が必要です。
一方、「ユニマ」では、すべての取引を日本円で行うことができます。これによって、はじめてNFTに触れるクリエイターや企業でも、簡単にコンテンツの販売ができるサービス設計となっています。また、上場企業として法律面等のコンプライアンスに力を入れているという点も魅力の1つです。

NFT構築支援プラットフォーム「ユニマ」SaaS

「ユニマ」SaaSとは、クリエイターや企業がNFTを簡単に生成し、自身のサイトで販売できるシステムです。ブロックチェーンの専門知識がなくとも、一般的なウェブ開発の知識のみでNFT販売サービスの構築ができ、暗号資産管理をせず、より安全・簡易なサービスの運用を実現することができます。もちろん、生成したNFTはギャラリーでの展示や、ゲームへの組み込みなども可能です。
「ユニマ」SaaSの利用が広がることで、近い未来、かつて企業が各々のホームページを制作したように、オリジナルのNFT販売サイトを持つことが当たり前になる時代が来ると考えています。

「ユニマ」SaaSの取り組みと今後の展望

「ユニマ」SaaSは2022年から本格的に始動予定です。
現在は、SaaS機能の先行提供として次のような取り組みを行っています。

「ユニマ」がBlockBaseと共同でSaaS機能の先行提供を開始!CAMPFIRE Community初のクラウドファンディングNFTを販売

・プロ卓球チームの運営をする琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社主催の「アスティーダフェスティバル」と 「ユニマ」がコラボ。 試合予測に正解した方に、デジタルコンテンツトークン (NFT)を賞品として付与

また、より利用しやすいサービスとなるよう、順次アップデートも行っていきます。

最後に

今回は、NFTマーケットプレイス「ユニマ」と「ユニマ」SaaSについてご紹介しました。
未だに変動の多い業界ではありますが、新しいデジタルカルチャーを作るために、誰でもわかりやすくNFTサービスを利用できる社会の実現を目指し、事業発展に努めていきます。

今後も登壇情報や、サービスの情報に関して随時ブログでも紹介していく予定です。
モバファクが行うブロックチェーン事業に関しては、公式noteでも随時発信をしています。こちらもぜひご覧ください。