モバイルファクトリーの日常をお届けします

関わる人の人生を豊かにしたい!新卒3年目の挑戦〜社長賞受賞インタビュー Vol.2~


こんにちは。
モバイルファクトリー 広報担当です。
前回に引き続き、社長賞に選ばれた4名を1人ずつ紹介していきます!

連載2回目は、モバイルサービス事業部の安部 広大さん。
駅奪取のディレクターとして働く安部さんには、「上期に取り組んだ施策」
そして「コロナ禍での苦労や工夫」について、詳しくお話を聞きました。
※社長賞とは、モバファクの求める人物像(人材Value)に沿った行動をした社員に贈られる賞です。半期に一度、管理職が推薦。その中から4名を選出し表彰を行います。

安部 広大さん / モバイルサービス事業部 駅奪取 ディレクター
2018年にモバイルファクトリーに総合職として入社。1年目から駅奪取のディレクターとして、新規の企画立案をし新規イベント実施。現在も駅奪取のディレクターとしてバランス調整、企画立案を行う。趣味はダンス。マイケルジャクソンを敬愛しており、ムーンウォーク世界大会で準優勝の経験も。

受賞おめでとうございます!率直な感想を教えてください。

非常に嬉しいです!まさか社長賞を貰えるとは思っていませんでした。
振り返ると、上期は新型コロナウイルスの影響で、当初実施する予定で念入りに準備をしていた駅奪取ゲーム内の企画を中止にせざるを得ず、非常に悔しい半年でした。
ただ、悲観的にならず、今の状況でできることをコツコツとやってきたのを評価していだけたのかなと思っています。結果がなかなか出にくい中で、行動やプロセスを評価していただき、本当に嬉しいです。ありがとうございます!

安部さんのお仕事について教えてください!

駅奪取という位置ゲームのディレクターを担当しています。ディレクター業務としては、アプリを面白くするために様々な仕事をします。
具体的には、企画立案、新規イベントの実施・運営はもちろん、現状のデータ分析、ゲームバランスの設計・調整、コラボ実施のための営業など、なんでもやります。

第20期上期は主にどんな業務に従事されていましたか?

第20期上期は、新規のユーザーを獲得するために、「新しいイベント形式の作成」と「外部企業とのコラボレーション企画」に力を入れていました。特に、新規の男性ユーザーを増やす目的で実施した博多風龍スタンプラリーが初のラーメンチェーン店とのコラボということで、大きなチャレンジでした。
前例のない中で、「どうしたら面白くなるか?」「どうしたらユーザーにメリットを感じてもらえるか?」を考えて、スタンプラリーやクーポン機能の座組みを作り上げていくのは大変でしたね。結果的に、ユーザーから「博多風龍を知らなかったけど、行ったら美味しかった」「遊びながら、博多風龍のクーポンが集められるのは嬉しい」などの意見をいただけたので、本当にやって良かったと思います。

また、上期は新型コロナウイルスの対応にも追われていました。自分が考えていた企画を中止や変更しないといけないのはとても悔しかったです。
ただ、「嘆いていてもしょうがない。人を楽しませることが僕らの仕事だ」と考えて、駅奪取を遊んでくれていたユーザーが、このタイミングで駅奪取から離れないように、新規施策の検討をし、外出しなくても楽しめる機能の開発を行っていきました。

今回の受賞理由を、ご自身ではどのようにお考えですか?

『行動力』を発揮したことと、『チームワーク』を向上させたことが、受賞につながったのではないかなと思っています。『行動力』に関しては、人一倍「成果」を出すことに貪欲であり続けていました。自分が所属する駅奪取チームは、弊社のメインサービスである駅メモ!に比べて規模が小さいチームです。
だからこそ、施策や企画を考える際も、「できる限り少ない作業工数で最大の成果を出すこと」を意識しないといけません。どれだけ面白そうな施策や企画でも、自分たちの力で作ることができなかったら意味がないです。「実現の可能性」や、「成果につながるか?」も常に意識して、貪欲に施策や企画を提案し続けたからこそ、コロナ禍でも、ユーザーにも会社にも価値を提供することができたのかなと思います。

『チームワーク』に関してですが、プロジェクトの目的をメンバー1人1人がズレなく理解できる状態を作ったことが、チームワークの向上につながったと考えています。
今までは、プロジェクトを進めているうちにメンバーの中で「これって何でやるんだっけ?」という疑問が発生して、プロジェクトが足踏みしてしまうことがよくありました。だから、チーム内での目的の認識齟齬が起きないように、プロジェクトが走り出す前に、目的・ゴールを言語化してドキュメントに落とし込むことを徹底するようにしました。
そうしたところ、チームとしてやるべきことと、やらなくてもいいことがはっきりしていきました。結果、指示を細かくしなくても、各々が目的に対して主体的にコミットしてくれるようになって、ズレや手戻りも明らかに少なくなりました。企画や施策の質もこの取り組みのおかげか、想定していたよりも何倍も良いモノになったと思っています。

第20期上期、成果を出すために特に注力したポイントはありますか?

課題設定の精度を高めるためにデータ分析をしっかり行いました。
ディレクターとしてサービスをより良くしていくためには、成長の足枷になっていることを見つけて、施策を打っていくことが大切になります。
そして、
足枷を見つけるためには、データ分析が不可欠です。ユーザーがどういう動きをしていて、どういう場面で面白さや問題を感じているのかをデータ分析をすることで、仮説を立て、どの施策を最初に打つべきかを判断しています。一つ一つではありますが、優先順位をはっきりさせながら問題を解決していくことで、目指しているアプリの理想の状態と現状とのギャップを埋めていっています。

また、実施した施策のPDCAサイクルを早く回すことも意識していました。
具体的には、今年の4月と6月に2回ほど在宅キャンペーンを実施したのですが、4月に行った在宅キャンペーンが、当初想定された反応とギャップがあることがデータ分析からわかったんです。その分析結果をもとに、6月の在宅キャンペーンの施策内容を調整しました。
結果として、効果は大幅に改善されました。
PDCAサイクルを早く回したことで、移動ができない中でもユーザーに価値を少しは提供できたのかなと思っています。

今後の目標を教えてください!

自分の人生の目標である、『自分の作ったモノやサービスを通して、その人の日常の選択肢を増やし、その人の人生を豊かにする』を実現するために、さらに多くの人へ自分が作ったサービスを届けていきたいと思います。

自分はマイケルジャクソンを尊敬し、感謝をしています。マイケルジャクソンと出会ったことで、ダンスに興味を持ち、たくさんの人に出会うことができました。モバファクに入ったのもマイケルのおかげかもしれません。マイケルとの出会いが、自分の人生の選択肢を増やしてくれたと言っても過言ではありません。
自分もマイケルのように、自分のサービスによって、世界中の人に出会いや、楽しみを提供して、人生の選択肢をちょっとでも広げられたらいいなと思います。