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位置ゲーム「駅メモ!」を 支えるデザイナーの仕事とは?


こんにちは!モバファク広報担当です。
モバファクでは、現在「ステーションメモリーズ!」(略称:「駅メモ!」)のデザイナーを募集しています!

今回の記事では、モバファクのデザイナーについてご紹介。
「駅メモ!」のデザインに関わるS.Jさんにデザイナーの仕事について話を聞きました。

S.J/モバイルサービス事業部(2012年入社/デザイナー職)
大学を卒業後、デザイナーを目指し2年間ほど働きながらデザインを学ぶ。その後、Web関連の制作会社に就職し、約8年間Webサイトの制作業務を行う。Web以外のデザインを学ぶため、スマホアプリを手がける企業に転職し、ゲームを含むスマホアプリのデザインを数年担当した後、2012年1月にモバファクへ入社。
ゲームや音楽関連サービスのデザイン、UI/UXを担当。カードゲーム、恋愛シミュレーションゲーム、新規のゲームの立ち上げに関わった後、「駅メモ!」のデザイナーに。現在は「駅メモ!」に関するデザインのクオリティチェックと、若手デザイナーの育成などを担当する。

「駅メモ!」の概要について教えてください。

「駅メモ!」は、移動しながら楽しむ、いわゆる位置ゲームです。
9,000ヶ所以上ある全国の駅を巡り、お気に入りのキャラクターを育成したり、他のプレイヤーと対戦をして楽しむことはもちろん、スタンプラリーのように自分が訪れた駅を記録していくことができます。
また、地方自治体とコラボをすることも多く、コラボイベントを実施することでユーザーに特定の地域を巡るきっかけを提供することも可能です。
ゲームだけを楽しんでもらうのではなく、ゲームをきっかけに、旅行などリアルな体験を提供できることが「駅メモ!」の特徴です!

「駅メモ!」のデザイナーが行う業務はどのようなものがありますか?

まずは、広告バナーの作成です。
ゲーム内のイベントや「駅メモ!」自体の広報を目的に、ゲーム内で使われるバナーや、SNSなどで発信するための広告用バナーの作成を行います。そこまで頻繁ではないのですが、ポスターや広告用の動画作成を担当することもあります。

次に、簡単なイラスト作成業務です。
ゲーム内で利用できるアイテム画像はもちろん、バナーを飾り付ける背景等の作成を行います。

また、ゲーム画面のデザインも大切な業務です。
イベントの特設ページや、新しいガチャのデザインなど、UI/UXを意識しながら、ユーザーを飽きさせないデザインを作っています。

「駅メモ!」のデザイナーならではの業務はありますか?

ゲームのイベント開催時に、コラボ先に掲示するポスターや販売用のグッズなどのデザインを行うことですかね。
「駅メモ!」は、鉄道会社や地方自治体とのコラボを行うことが頻繁にあり、コラボグッズなどをデザインすることがあります。
例えば、千葉県にある江見駅郵便局とコラボした際は、江見駅郵便局に掲示するポスターやパネルの作成、フレーム切手等のグッズ作成を行いました。また、伊豆急行とコラボした際には、電車のヘッドマークのデザインを行いました。

伊豆急行のリゾート21黒船電車のヘッドマーク

また、「駅メモ!」コラボカフェを期間限定でオープンしたことがあり、カフェのコンセプトやデザインをチームで検討したこともありました。
カフェの内装はもちろん、カフェ内に展示する作品、展示する場所などをデザイナーが中心となって、企画を進めていきました。

「駅メモ!」コラボカフェの様子

具体的に最近行ったデザイン業務の流れを教えてください!

バナー作成を例に挙げます。
まずは、企画を担当するディレクターが、「どのような人に、どう楽しんでほしいか」といったイベントの方向性を決定します。デザイナーは、イベントの方向性からディレクターの意図を汲み取り、何を発信すべきかを明確にし、バナーの作成を進めます。時には、ディレクターへ詳細をヒアリングすることもあります。
できたバナーは、チームのデザイナー同士でレビューを行い、最終的に私がチェック。問題がなければ、ディレクターへ納品し完了です。
ゲーム内のバナーに関しては、1日5~6個。多いときで、10個程度作成しています。

「駅メモ!」のデザイナー業務を行うにあたって、やりがいとなる部分はどういった点でしょうか?

自分でコンテンツの提案ができるところですかね。
デザイナーをやっていて一番楽しい瞬間は、自分が良いと思ったデザインが、ユーザーから好評を得る瞬間です。誰かに細かく指定されたコンテンツを、言われたままに作るのは楽しくありません。その点、モバファクのデザイナーは、どういった意図でどういうデザインにするべきかを考えることから関わることができます。

今まで携わった業務で印象的だったのは、「駅メモ!」のキャラクターでアイドルグループを作成した時のことです。
アイドルグループのロゴ等の制作をチームで担当し、キャラクターのバックグラウンドを考えた上でデザインを行いました。リリース後、SNSで私たちのチームがデザインしたロゴは話題に上がり、たくさんのコメントをいただけて驚きました。私たちの感性を評価してくれているようで、とても嬉しかったことを覚えています。
最近でいうと、神戸市交通局とコラボした時に、SNSを見ていると私たちがデザインしたグッズが複数投稿されていました。
データでは、グッズが売れていることはわかっていたのですが、実際に買ったといった投稿を見ると嬉しくなりますね。やりがいを感じたいなら、エゴサーチは必須です。(笑)

地下鉄1日乗車券とアクリルスタンドフィギア

「駅メモ!」のデザイナーに向いている人はどのような人ですか?

自分の意見を積極的に言える人が合っていると思います。
実際に、活躍しているメンバーを見ていると、常に「本当に良いデザインは何か」を考えていて、それを発信している人が多いです。若手でもフィードバック時は、ガンガン意見を言ってくれます。

細かいデザインスキルは、正直入社後にも得ることができると思います。それ以上に、何が良いかを考えて提案・相談をしていく能力が大切です。
「デザイナー=モノを作る人」と考える人が多いですが、私はそうではないと考えています。デザイナーの仕事は、「何を作った方がいいか」から提案していく仕事だと思ってます。そういった意味で、営業力や自分ができることを伝えるプレゼン能力はとても大事です。
モバファクで働いてもらうのであれば、どこに行っても活躍できる人になってもらいたいですね。

あとは、エンタメコンテンツに少なからず興味がある人だとマッチすると思います。モバファクには、ゲームなどエンタメ好きな人が多いです。
エンタメが好き、ゲームの世界観を作ってみたいと感じる人にとっては刺激的な環境だと思います。

これから入社されるデザイナーに期待することは何でしょうか?

まずは、バナー等のデザインをしてもらうことですが、将来的には「駅メモ!」に関して、指示を聞いて動くのではなくて、自らデザインを提案してくれることを期待しています。
ディレクターから来たデザイン依頼に対して、より良いデザイン案を提案し、期待以上のコンテンツを作っていくこと。例えば、周年記念の特設サイトのデザインであれば、どういう世界観を表現し、どういう見た目にして、どういう動きをつけるとユーザーが楽しく感じるのかを自ら考えて提案をしてもらいたいです。
最終的には、「駅メモ!」を支えるデザイナーとしてデザインはもちろんのこと、マネジメントやメンバーの育成にも関わって欲しいと思います。

メッセージをお願いします!

デザイナーという職業に関わらず、組織やプロダクトを良くしていきたい人にとって、モバファクは、刺激的な環境かなと思います。
若い人でも自分の意見を伝えることができ、チャンスが無数に転がっています。

私たちの期待以上に動くこと、積極的に作りたいものを提案をしていくことは大歓迎です!
「日々、挑戦していきたい」「デザイン力を高め続けていきたい」と考える人と一緒に働きたいと思いますので、ぜひご応募ください。

 最後に

現在モバファクでは「駅メモ!」を支えるデザイナーを絶賛募集中です。
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