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モバファクに入社したら どんなキャリアを歩めるの? 〜エンジニア編〜


こんにちは。モバファク採用担当です!
モバファクでは、現在40名近くのエンジニアが働いており、多様なキャリアを歩んでいます。
そしてモバファクには、職務制度として管理職を目指すMコースと、高度専門職を目指すPコースを選択できるようになっており、社員は各々の志向にあわせてキャリア選択をしています。

今回は、実際に入社したエンジニアがどのようなキャリアを歩んでいるのか、モバファクで活躍するエンジニア2名にインタビューを実施。
どのような考えで現在のキャリアを選び、どのような業務を行っているのか、Mコースを選択しているF・HさんとPコースを選択したodanさんに話を聞いてみました。

入社から現在まで、具体的にどのような業務に携わってきましたか?

F・H
1年目から位置ゲームの「駅奪取」を開発するチームに配属され、フロントエンドからバックエンドまで、幅広く業務に携わりました。
1、2年目で印象的だったことは、スマホアプリの開発業務です。
スマホ向けに「駅奪取」を開発するプロジェクトにアサインされ、UI/UXの調整やサーバー周りの調整に追われていたことを思い出します。当時、「駅奪取」はガラケー向けにデザインがされていたので、いかにスマホでも触りやすいアプリにするか、デザイナーと議論しながら調整をしていました。
スマホアプリ開発後も、「駅奪取」の運営に携わっています。

3、4年目あたりから、開発のリーダーを務めるようになって、毎月のイベント実装やキャラクター追加はもちろんのこと、データ分析などの業務を効率的にする仕組み作りを行いました。データやSNSの反応から、ユーザーがどのような体験を求めていて、どのようなイベントが今後求められるのか、企画提案をしたこともありましたね。
マネージャーを任されるようになってからは、開発全体の方向性を決定したり、若手の育成も行っています。

odan
新卒で新規事業であるブロックチェーン事業に配属されました。
配属後は、ブロックチェーン事業を告知するため、ランディングページの作成や、ブロックチェーンゲームを紹介するWebサイトの開発を担当。1年目からあまり知識のなかった、バックエンドの実装や技術選定にも関わることができ、多くの経験を積むことができました。
2年目からは、NFTを生成・販売するUniqys マーケットプレイス「ユニマ」(以下、「ユニマ」)と、NFT構築支援プラットフォーム「ユニマ」SaaS(以下、「ユニマ」SaaS)の開発プロジェクトが立ち上がり、バックエンド、フロントエンド両方の開発を担当することになりました。入社当時は、そこまでブロックチェーンに関しての知見がなかったので、本やGitHubのサンプルコードで学習しながら開発を進めていましたね。
現在は、シニアエンジニアとして開発やコードレビューだけではなく、技術選定なども担当しています。

※シニアエンジニア:Pコースのランクの1つ。専門的な業務知識と経験を持ち、高い専門性でチームや会社の目標達成に貢献する役割を持つ。

F・Hさんは現在マネージャーとして、具体的にはどのような業務を行っていますか?

F・H
長い目で見て今のチームで何をするべきか、どうしたら効率的な開発ができるのかを考え、優先順位をつけながら、開発の効率化や改善を行っています。
最近でいうと、「駅奪取」のフロントエンドの仕組みを大きく変更したことがあります。2011年からスタートしているサービスということもあり、「駅奪取」で使ってる技術がやや古くなっていました。そのため、チームメンバーと話しながら、仕組みの更新と開発体験の改善を行うことを決定しました。

また、新しく入ったメンバーが成長しやすい環境を作ることに力を入れています。特に最近意識していることは2つ。
1つは、サービスを理解する時間をしっかり設けたことです。
新しく入ったメンバー全員が配属前から「駅奪取」をプレイしている訳ではないので、「駅奪取」には、どういう機能があって、どういう技術で動いているのか、配属からの数日間、ゲームを遊んだり、機能に関連したコードを読む時間を設けるようにしました。事前にサービスを理解してもらうことで、業務の目的を深く理解した上で開発を行うことができ、ユーザー視点を持った上で提案ができるようになると思います。
もう一つは、相談しやすい環境の構築。
どうしても、若手のエンジニアは先輩に配慮して「困っています」の一言が言えないことがあります。だからこそ、質問のルールを説明したり、ランチ会や朝会などを設定し、カジュアルに質問できる機会を増やしました。

管理職を目指すMコースを選択したきっかけは何でしたか?
また、マネージャーになって変わったことはありますか?

F・H
もともとはPコースを選択し、エンジニアとして「駅奪取」の開発をするだけでなく、業務効率化や新機能の提案を行っていました。
そういった活動を評価していただけたのか、上司から「エンジニア目線でチームをまとめる立場になってくれないか」と、声がかかったんです。
開発やエンジニアのリーダーを行う中で、私自身マネジメントや育成面にも関心が湧いてきていたので、声をいただいたタイミングでMコースへの変更を行いました。

マネージャーになって変わったこととしては、チームのパフォーマンスを考えるようになったことです。マネージャーになる前は、自分で開発や改善を行うことが一番早いと思っていましたが、今は他のメンバーに開発をしてもらって、力をつけてもらった方が、組織としても自分にとっても価値があると思うようになりました。
自分が行っていた業務を他のメンバーができるようになることで、属人性が無くなり、組織としての基盤が強くなり、自分自身も新しいことに挑戦する時間ができます。多少時間がかかっても、積極的に若手に仕事を任せるようになったのは大きな変化ですね。

odanさんは、高度専門職を目指すPコースをなぜ選択したのでしょうか?

odan
コードを書き続けていたいと思ったからです。
マネージャーになると、コードを書く時間がどうしても減ってしまいます。私はコードを書くこと、技術に触れることが何より大好きで、今後もプレイヤーとして開発し続けたいと思ったので、Pコースを選択しました。
あとは人とコミュニケーションをとることよりも、コンピューターの相手をすることの方が得意なので。

シニアエンジニアとして意識していることはありますか?

odan
周りのメンバーが、効率よくコードを書くためにはどうすべきかを考えて、行動することです。
方向性に迷うことなく、コードを書いてもらうために「なぜこの機能を実装するのか」というWhy、「何を作るのか」のWhatをメンバーに細かく伝えるようにしています。
また、モチベーションを高めるために「どうやって実装するのか」のHowはメンバー自身に考えてもらっています。「どうやって実装するのか」を考えることが、エンジニアにとって一番楽しいところなんですよね。

あとは、外部への技術発信を継続的に行っていくことですかね。
私はブロックチェーンチームのテックリードの役割も担っています。だからこそ、積極的にOSSのライブラリを開発していたりします。ちなみに、私が作成したライブラリは、モバファクのサービスでも利用していますし、他社でも利用されているらしいです。

今後やりたいこと、今後の目標を教えてください。

F・H
マネージャーではありますが、技術に関する知見や実装力を向上させていきたいと思います。最新の技術や詳しくない領域の知識をさらにインプットして、サービス開発に関しての判断を最適なものにしていきたいと思います。
また、メンバーとのコミュニケーションを、さらに良いものにしていきたいと思います。業務をしていて「私の言い方良くなかったな」と振り返って思うことがよくあります。メンバーの成長を促進させるような、適切なコミュニケーションを書籍や経験から学んでいきたいですね。

odan
シニアエンジニアとして今後やっていきたいことは、より論理的に技術選定を行うことです。会社として「なぜその技術を利用するのか」をより明確にし、メンバーが納得できる正しい決断をしていきたいと思います。そして、「ユニマ」や「ユニマ」SaaSの効率的な開発につなげていきたいと思います。
個人としての目標は、全知全能になることです。技術に関して、なんでも知っている人になりたいと思います。フロントエンド、バックエンドにこだわらず、フルスタックに技術を磨いていきたいと思います。

最後に

今回はエンジニアのキャリアについてインタビューを行いました。
2人以外にも、モバファクには多様なキャリアを歩むエンジニアがたくさんいます。フロントエンドやバックエンドのプロフェッショナルとして開発を行うエンジニア、プロダクトマネージャーを担当するエンジニア、社員の育成を担当するエンジニアなどさまざまです。

若いうちから挑戦したい、幅広く経験を積んだ上で今後のキャリアを考えていきたいという人にぴったりな環境です!
エントリーを以下よりお待ちしています!