モバイルファクトリーの日常をお届けします

【モバファク25年の軌跡 vol.2】「トライ&エラー」の2000年代、二度のショックと最大の危機


こんにちは。モバファク広報担当です。
2026年10月1日、モバファクは創業25周年を迎えました。全5回の連載で、これまでの25年を振り返っています。第2回は、「着メロ」の成功を足がかりに、次々と新しいことに挑んだ2000年代中盤から後半のお話です。

【モバファク25年の軌跡 vol.1】2001年、廃校の一室から始まった挑戦
https://corpcomn.mobilefactory.jp/archives/10324/

「着メロ」と広告で走り続けた日々

2005年、月額制の着メロ取り放題サービス『最新曲全曲取り放題』を提供し始め、毎月安定して売上が立つようになりました。
それでもそこで止まらず、企業向けの広告・メディア事業にも次々と手を広げていきます。

ケータイ★アフィリエイト(2005年)
携帯サイトやメルマガを使い、成果が出た分、報酬が発生する広告事業

   

Caspeee(2006年)
ポッドキャストを、音楽プレイヤーがなくても携帯電話だけで聴けるサイト

BloMotion(2006年)
クチコミを活用したプロモーションサービス

TRY TREND(2007年)
当時のインフルエンサーに商品を試してもらい、口コミ記事を書いてもらう販促サービス

Wassr(2007年)
日本語でリリースされた「ひとことつぶやき」サービス、エンジニアの間で大きな話題になりました

新しいサービスを次々と世に出し、うまくいかなかった経験も次の挑戦に活かす。その繰り返しで、業績は順調に伸びていきました。

上場直前に起きた、二度のショック

業績が伸び、いよいよ上場の準備に入ります。しかし、上場の準備をするたびに、市場が大きく荒れてしまいました。 2006年、ライブドア・ショックで株式市場が大きく値を下げ、一度目の上場はあきらめることに。それでも当時は「業績は好調なんだから、次のチャンスを待とう」と前向きでした。
ところが2008年、今度は世界中を巻き込んだリーマン・ショックが起きます。市場はさらに荒れ、二度目の上場も断念することになりました。

取締役3名の退職、福利厚生の削減、そして「BtoCに全部かける」決断

二度目の断念は、モバファクにとって大きな痛手となりました。
業績が伸び悩むなか、取締役3名が同時に会社を去ります。
上場の断念と役員の相次ぐ退職により、当時の組織はまさにドン底の状況に陥り、残された危機感がのしかかっていました。

経営を立て直すため、宮嶌が『社員への投資』として大事にしてきた福利厚生さえも、縮小・廃止に踏み切らざるを得ませんでした。会社設立当初から社員を大切にしてきた宮嶌にとって、本当につらい決断だったはずです。
2009年7月には、2005年から資本業務提携を結んでいた株式会社オプトとの提携を強化し、経営の立て直しを進めました。私たちにとって、再び前を向くための大きな支えとなりました。上場をいったん脇に置き、「自分たちは何で生きていくのか」を一から考え直しました。出た答えはひとつです。

「BtoBから手を引き、得意なモバイル×BtoC(自社サービス)に全力を注ぐ」

ここで決断し、自社サービスに人も時間もすべてつぎ込んだことが、のちの「ステーションメモリーズ!(略称:駅メモ!)」の誕生に繋がっていきます。

==================

連載第3回は、未経験だったソーシャルゲームへの参入、ヒットの芽となった恋愛シミュレーション、そして「駅メモ!」誕生と悲願の上場達成について振り返ります。