モバイルファクトリーの日常をお届けします

社内アプリコンテスト参加レポート


こんにちは、ソーシャルゲーム事業部の青柳です。

以前、当ブログにて社内アプリコンテストの記事が掲載されました。

(作業の様子)

社内アプリコンテストを開催しました!

 

少し時間が空いてしまいましたが 、今回は参加者側の視点でこのイベントのレポートを記載しようと思います。

 

■ Unityアプリコンテストの開催について

まず今回開催されたイベントですが

◇ エンジニアのUnityに関する技術力を向上し、知見を蓄積する

◇ エンジニア以外の各セクションのメンバーにUnityに関心/理解も持ってもらう

という趣旨で開催されました。

 

現在、スマートフォン向けのゲームを開発する手段は様々存在しています。

ユニティ・テクノロジーズ社の開発するゲームエンジンのUnityもその中の一つであり、主にマルチプラットフォームへの対応やアセットと呼ばれる素材の充実という利点があります。

昨年はPokémon GoがUnityで制作されたことが話題になったこともあり、社内でも興味が高まっていました。

 

私は社内の部活動であるゲームジャム部にて以前からUnityを用いてゲーム制作を行っていた背景もあり、またこの機会に多くのメンバーにUnityのことを知ってもらいたいと思い、今回コンテストの参加を決めました。

 

■ テーマについて

今回は「位置情報を使用する」ことがテーマに上げられていました。

位置情報連動ゲームに注力するモバイルファクトリーらしいテーマでありますが、今回はアセットを活用し3DMAPを表示する等、Unityらしさが込めて制作を行ったチームが非常に多かったように感じられます。

結果として、今までにありそうで無かった位置情報ゲームが幾つかアウトプットされました。

 

■ 開発過程について

2016/10/3〜12/12というおよそ2ヶ月間の期間で開発が行われました。

以前の記事にも紹介されていましたが、モバイルファクトリーには専門職勉強会という制度があります。

この時間を活用して、Unityに関する技術共有や開発を行ったチームもありました。

また休みの日にいくつかのチームで集まり、もくもく会 (作業会) を行うこともありました。

 

11月の初めには中間報告会も実施し、そこで各チームのアイデアや進捗がオープンになることで、刺激を受けたり、また焦りを感じたりもしました。

 

■ 試遊会について

今回の目的である関心/理解の向上のため、成果物を触る機会である「試遊会」を提案し、開催を行いました。

様子は前回の記事に掲載されていますが、多くのメンバーに参加して頂きました。結果として全社投票数は47票 (全社の約半分程度) 集めることができました。

(試遊会の様子)

 

私もこの機会に全てのゲームについて触れたのですが、どのゲームも非常に楽しく、また発想がユニークであり、どのチームに投票するか悩みました。

■ 結果

投票の結果、私のチーム (といいつつ1人ですが) は同率2位という結果でした。

この結果も嬉しかったのですが

◇ 多くの人がUnityという技術に対して興味を示したこと

◇ 位置情報ゲームの可能性について各人がこの先考えるきっかけが生まれたこと

を非常に嬉しく思いました。

 

■ 成果物について

どのようなものが制作されたかという参考に、私の成果物を少し紹介します。

今回は位置情報を使用したゴルフゲーム「GATE OF LUMINOUS FIELD」を作成しました。現在地周辺の3Dモデル群の中でゴルフが出来たら面白いのでは、という発想をベースに開発を行いました。

 

■ 今後について

こうした技術チャレンジを行うことによって、個人としても会社としても視野を広げられ、今までに無かった着想を得られるという利点があると思っています。

Unityに限らず、様々な技術やデバイスに対して、同じような取り組みを続けていけたら嬉しい (開催したいし、参加していきたい) と思っています。

 

運営の皆さん、ありがとうございました!

参加者の皆さん、お疲れ様でした!