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私の新卒1年目 〜ベスト新人賞インタビュー〜


こんにちは!モバファク広報担当です!
2021年1月29日(金)に開催されたモバファク20期年間総会で、MFアワードの表彰式が行われ、年間を通して活躍した社員に賞が贈られました。
今回の記事では、MFアワードでベスト新人賞に選ばれた新卒社員の久保田さんをインタビュー。「新卒1年目でどんな業務をしたのか?」はもちろん、「どんなことを意識して働いていたのか?」など、活躍する社員の考え方に迫りました。

久保田 享祐/駅奪取チーム(2020年入社/エンジニア職)
学生時代は、コンピューターネットワークの研究室でデータ伝送の最適化について研究を行う。学校外でもプログラミングに触れ、アルバイトでは予算集計のプログラムや、電子ビームの軌道シミュレーションなどを行う。Pythonの入門書の製作の手伝いをしたことも。モバファクへは、勉強会が盛んに行われており、技術好きな社員が多いことから入社を決める。趣味は早押しクイズや、シューティングゲーム。

ベスト新人賞おめでとうございます!率直に感想を教えて下さい!

正直、ベスト新人賞に選ばれて驚いています。
同時に、自分の頑張りが評価されて嬉しい気持ちでいっぱいです。
入社して約1年、自分はインプットとアウトプットを積極的に行いました。積極的に質問して学習をしたり、思い切って手をあげて会社のテックブログ(Mobile Factory Tech Blog)の記事を書いたり、カンファレンスにも登壇してきました。もちろん、受賞のために頑張っていたわけではないのですが、しっかりとそのアクションを評価してもらえて、とても嬉しく思います。
そして何より、些細な質問、くだらないことでも快く答えてくれたチームメンバーには感謝してもしきれないです。ベスト新人賞を受賞できたのは、チームメンバーの支えやフォローがあったからだと思います。

久保田さんの所属チームと、新卒1年目に行った業務について教えてください。

自分が所属しているのは、駅奪取チームです。
位置ゲームの駅奪取の開発を行うエンジニアとして働いていて、フロントエンドとバックエンドのどちらの業務も担当しています。現在はゲーム内のイベント開発や新機能開発、問題の調査などを行っています。
任された業務を時系列で話していくと、入社直後は簡単なバグ修正のタスクが業務のメイン。半年を過ぎた辺りから、徐々に重要な業務を一部任せてもらえるようになり、駅奪取の9周年イベントでは、一からキャラクターの仕様や新機能の開発を任せてもらいました。新卒にも関わらず、大きな仕事も任せてくれたチームメンバーには感謝しかありません。

入社1年目で最も苦労したことは何でしょうか?

リモート下での入社だったため、チームメンバーの性格やバックグラウンドを理解するのに苦労しました。リモート下でなければ、一緒にランチや、隣の席の人と雑談するなど、自然とメンバーの性格や、バックグラウンドを理解することができたと思います。ですが、リモート下ではそれができません。なので、自分はチームに配属されてすぐに、メンバーと1対1でランチをする時間が欲しいと発案し、メンバーとの雑談時間を設けることにしました。雑談時間を作ることで、メンバーを少しずつ理解することができ、早い段階で安心してコミュニケーションをとることができるようになりました。
自分は、ちゃんと性格を理解していない人からフィードバックを受けると、どうしても怖く感じてしまうんです。顔や性格が見えない相手とのコミュニケーションが苦手だからこそ、思い切って提案をしてみて、メンバーのことを理解することができて良かったです。

仕事をするにあたって、意識していたことはありますか?

2つの点を意識しました。
まず1つはコミュニケーションです。新卒1年目という点は気にせず、全ての相談事にできる限りコメントや発言をするようにしていました。新卒1年目であろうとも、客観的な視点やアイデアは出せると思います。なので、役に立つかはわからなくても、思ったことは全てコメントに記載するようにしていました。また、これは今も行っていることですが、企画の進捗報告はもちろん、わからないことがあればすぐに、メンターの方へ相談をするようにしています。とにかく少しでもチームの役に立てるように、どんなことでも積極的に発言をするように意識していました。
もう1つは作業ログを書くことです。自分の思考の整理のために行ったことをログとして残していたのですが、進捗報告や開発の相談、企画意図の説明にログが役に立つことがわかったので、ずっと続けています。書くことで頭の中が整理されるだけでなく、何に自分が躓いたかを人に伝えやすくなるので、作業ログによってかなり効率が上がっているような気がしています。

1年目で自分自身にどんな成長があったと感じていますか?

チーム開発を意識してコードを書くようになったことですかね。学生時代は、パフォーマンスや可読性などはそこまで考えずにコードを書いていましたが、今はチームメンバーが読みやすいコードになっているかや、記載したコードが安定して動くのかをしっかり確認するようになりました。
また仕事の場合、納期が決まっていることが多いので、時間内でどのようなアウトプットを出すべきか、最適なポイントを見つける力が実践を通して身に付いたと思います。実際に、新規のイベントや機能の開発を早くから経験できたからこそ、技術はもちろんのこと、仕事の考え方も学ぶことができたのかなと思っています。

今後の目標を教えてください。

2つ目標があります!
1つは、高い技術力を手に入れること。駅奪取の効率的かつ安全な運営のためにも、属人性をさらに排除していくべきだと考えています。そのため、自分の実力を上げて先輩たちの仕事もできるようになる必要があります。さらには、自分が知っている知識を増やして、チームへアイデアをより提案できるようになるべきです。少しでも早く、技術力を高めてチームにより貢献できるようになりたいですね。
もう1つは質の高いアウトプットをすることです。1年目はアウトプットをたくさんすることを目標にしましたが、今後は内容にも重点をおきたいと思っています。自分は、まだフロントエンドに深い知識があるわけではないので、今後は特にフロントエンドの知識を発信していきたいですね。
自分の技術力を高めるためにも、会社にナレッジを残すためにも、質の高いアウトプットをシェアナレ!ヒントノートで発信していきたいと思います。

久保田さんの「新卒であろうとも、客観的な視点やアイデアは出せる」という言葉が印象的でした。新卒であることに物怖じせず、インプットとアウトプットを行い続けたことが、ベスト新人賞に繋がったのかなと感じました。
インタビューをしている私自身も学ぶ点がとても多かったです。貴重なお話ありがとうございました!